インフルエンザワクチンが足りない?
2020.11.12
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「インフルエンザの予防接種をしたいのですが、どこの病院に問い合わせてもワクチンがないと言われるの。どうしたらいい!」との問い合わせが最近よく入ります。
昨年は約5600万人分のワクチンを製薬会社が製造したのに対し、今年は約6600万人分製造しているのですが、
需要の方がさらに大きく全国的に不足しているようです。
ではいつ入るのか、ということですが、ワクチンは通常製造に1年かけるので、これから新たに製造するということにはならないようです。今後12月に数百万人分のワクチンが市場に出る見通しですが、それでもうなくなるようです。
コロナの心配から、インフルのワクチンは打っておこうか、と考える人が多くなっているのに加え、自治体でも無料接種できるところもあり、需要に拍車がかかっているのでしょう。ドクターの中には、今年はインフルは流行しないんじゃないか、という先生もいますが、どうなるかはわかりません。対策を現在、厚生労働省に投げかけています。